お金、キャリアが『幸福』にしてくれる領域に限界がある?
そんな分かりきった定義を世界でも屈指とされる
名門大学の教授や博士がわからないはずがありません。
では、彼らは『幸福』の何を研究しているのでしょうか?
それは、人が幸福だと思うには何が必要で、何が影響し、
その項目の有効期限や対応範囲を研究しているのです。
大学、研究室、国の違いがあっても、
共通してわかってきたことは、人が幸福だと思う条件の中に、
確かに『お金、仕事のキャリア』は大切であること、
そして、そういった『お金、キャリア、社会的地位、物質的に恵まれる』
という条件が人間を『幸福』だと感じさせるのには限界があるということです。
不思議ですか?
あなたは今、
『あれも欲しい、これも欲しい、あの人は恵まれている、私は恵まれていない』
という思いに囚われて胸が焼けただれる思いでおられますか?
違いますね。
このページを読んでくださっているあなたを悩ませ、
苦しませ、自分の居所が、自分の行く道が見えない不安や、
対人関係などといったご自分の努力ではどうにもならない領域の
問題に悩んでいらっしゃるのではないでしょうか?
そうなのです、先に述べた『幸福』の研究でも、
ある程度の生活レベルや環境にいる人々であれば、
『お金が欲しい、あれが食べたい、あれが欲しい、
あの人が持っているものが欲しい』と言った思いが
『幸福感』を阻害することはないということが分かっています。
それよりも、『対人関係』『自分の存在感』
『人生の意義』『家族のこと』などに
心を痛め苦しんでいる人が圧倒的に多いのです。
確かに、『老い』や『病気』の悩みもあります。
ですが、日本以外の先進国では、
『老い』が人の『幸福感』を阻害することはないということも分かってきました。
先進国と言われる国の中で日本だけが『老い』を必要以上に恐れて
心を悩ませているのです。
そんな中、日本にいるあなたにも『幸福』となるための
強力なファクターがあることが分かっています。
それは、家族、友人、あるいは名も知らない人に貢献すること、
あなたの能力を評価する『優秀ですね』という言葉ではなく、
『助かりました、ありがとう♡』という感謝の言葉が、
あなたの幸福度を最大限まで上昇させてくれ、
そのエネルギーが同時にあなたの悩む心の傷を癒すということなのです。