前世意識とは何でしょうか?
脳の機能が発達段階の胎児が、
母親の子宮の中で、
「ふわふわして温かい」
「沢山キックしてゴロゴロした!」
「指を吸っておっぱい飲む練習をした」
「お母さん、僕のせいで泣いた」
「お金がないから生んでもらえない」
「僕は生まれたらいけないんだ」
などなどと喜び、楽しみ、悲しみ、不安で心がちぎれそうになる…
などの経験をし、それを記憶していることが分かったことを
【胎内心理療法】の記事内で書きました。
覚えていらっしゃいますか?
そして、その胎内意識は、
今私たちが認識している(感じている)
既存の顕在意識や、無自覚な意識でありながら
私たちの意識の大部分である潜在意識のもっと深いところ、
生命の部分――
つまり魂の領域に属しているということも書きました。
そうでなければ、不完全な脳を持つ成長段階にいる
胎児の記憶が残るはずがないとも書きましたね。
あなたの幸せを否定して、認めないのは、
あなたの潜在意識の記憶なのか、
それとも胎内意識の記憶なのか、
それとも更に古い魂の記憶である前世意識なのか、
それはあなたにお会いしなければわからないことです。
巷にあふれる「前世占い」のような子供あそびの戯言で、
生年月日と名前を入力して、
『はい! あなたは平安貴族の姫様でしたが、
両親を殺されてどーのこーの。だから幸せになれない』
などということを取沙汰することは、
前世チャネリングや 前世心理療法とは全く異なるものです。
たとえ、そんな意味のない無責任なことを言われて、
それで本当にあなたの苦しみが癒えるはずがありませんね。
そんなに簡単に解決するのであれば、
あなたはこのページを読んでいないはずですから。
忘れてはいけないのは、前世意識というのは、
『昔だれだれさんだった』ということではなく、
この生命宇宙に書き遺されたあなたの魂の記憶が、
時を越えた今なお、あなたに伝えよとしている記憶のことであり、
時として、あなたの幸せに懐疑的である、肉体を失った魂のメッセージなのです。