今日は、ヨガを実践しながらバイオリニストとして活躍された イェフディ・メニューイン さんのお話です。
私は中学時代から楽器をしています。川上流スローヨガと出会い、現在スタッフとして働いております。 そんな私に最初に川上先生が紹介してくださった本が メニューインさんの本『ヴァイオリンを愛する友へ』でした。
彼は、1916年4月22日 ニューヨークのユダヤ人家庭に生まれます。両親や妹と共に幸せな幼少時代を過ごされたそう。そんな中5才からヴァイオリンをスタート。 彼にとってヨガはヴァイオリン生活と密接に結びついています。 彼はこう語っています。 『ヴァイオリニストの生活は、本人の足に支えられている。― 一部抜粋 ― 偏平足、体重の不均衡、足の堅さは、演奏に欠かせないしなやかさを奪うばかりか、苦痛であり、不便である。ヴァイオリニストは土台から鍛え上げられるべきだと私は信じている。― 一部抜粋(メニューインさんのおすすめヨガメニューが紹介されいています。)― こうしたちょっとした練習や呼吸法の自覚は、将来必ず役に立つ。身体が生き生きしてくるし、自分自身の状態に敏感になり、さらに疲労にも抵抗力がつく。』
本の随所にヨガをするメニューインさんの写真が載っています。
遠方への演奏旅行中も、部屋を確保するとすぐに部屋の家具の配置を変え、部屋の中央を出来るだけ空けておくようにセッティングされるそう。そこで、体操や練習をかかさないそうです。 音楽学校を創立されたり、後世への伝承にも余念がないメニューインさん。 やはり、一つのことを成すときに必要なことは、『自己管理』なのだなぁとメニューインさんの姿を見て感じます。頭の先から足の指先まで、状態を敏感に感じとり、体の力みなどを解消し、より自由な演奏・表現の幅を広げる努力をされています。 ヨガはそれこそホリスティックな『自己管理』なのだと思います。
遠方への演奏旅行中も、部屋を確保するとすぐに部屋の家具の配置を変え、部屋の中央を出来るだけ空けておくようにセッティングされるそう。そこで、体操や練習をかかさないそうです。 音楽学校を創立されたり、後世への伝承にも余念がないメニューインさん。 やはり、一つのことを成すときに必要なことは、『自己管理』なのだなぁとメニューインさんの姿を見て感じます。頭の先から足の指先まで、状態を敏感に感じとり、体の力みなどを解消し、より自由な演奏・表現の幅を広げる努力をされています。 ヨガはそれこそホリスティックな『自己管理』なのだと思います。
写真:イェフディ・メニューイン著『ヴァイオリンを愛する友へ』より引用
それからメニューインさんから感じる事はやはりヨガマスターの川上光正先生がいつもおっしゃる信念です それを物語る私が好きな一文を本から一部抜粋致します。
『鋭敏な感覚を養うことだ。ヴァイオリ二ストがいったんこの出発点に立ち、向上させるべき感覚に目覚めたとしたら、これこそがおおいなる歓びへの道、おおいなる自由への道―賢明と繊細さ、そしておおいなる機会への道だと知るだろう。そして演奏するすべての音に、自分自身のイマジネーション、着想を刻むことができる段階に到達するだろう。正しい道を歩んでいることさえ確信できれば、たとえ行き着くまでに一週間、一ヶ月、いや三十年かかろうとも、進歩への道を踏み外すことはない。― 一部省略― 演奏者が進歩すれば、人に語りかけ、働きかけ、人を感動させる音楽の力もまた、歩み合わせて向上していく。 』 イェフディ・メニューイン著『ヴァイオリンを愛する友へ』より引用 音楽に限らず、全ての人へのことばだと思います。
メニューインさんのCDも販売されています。 私も若かりしメニューインさんの演奏をCDで拝聴しました。 とてもエネルギッシュな演奏でした。 気になる方は、書籍やCDを!
最後にヴァイオリン繋がりで告知です。 12月2日(日)16時半会場 17時開演 ジュスカグランペール 京都発アコースティックデュオ ライブを癒しのA&Aで開催します。 御年200歳のバイオリンを携えてひろせまことさん 御年5歳のギターを抱いて高井博章さん お二人がとても素敵なひとときをプレゼント。
みなさん、ぜひ一緒に楽しみましょう!
ご予約下さい♪
092-733-1106
12月2日(日)16時半会場 17時開演 (軽食・ドリンク付き) ¥4,000
in 癒しのA&A
ayumi